最近、「内部統制」という言葉をよく耳にします。
いずみ会計の2006年8月1日のブログで少し取り上げましたが、2006年6月に成立した金融商品取引法では、上場企業を対象に2009年4月1日以降開始する事業年度から内部統制報告制度が定められました。
この制度に関連して、今年から様々な実務的な準備が進められているのです。
今回は中小企業にとっての内部統制についてのお話です。
今週と来週の2回に分けてお話いたします。
内部統制とは
「基本的に企業等の4つの目的(1.業務の有効性及び効率性、2.財務報告の信頼性、3.事業活動に関わる法令等の遵守、4.資産の保全)の達成のため、企業内のすべての者によって遂行されるプロセスである」
と定義されています。
会社を組織的に運営していくための経営管理体制を構築すること、と考えていいでしょう。
なんだか難しそう・・・でしょうか?
企業が成長し、事業の取引が拡大すると、人・モノ・金の流れや量が増大します。
そうなると、各従業員が役割を分担し、効率的に経営を行うことが求められてきます。
経営者は「従業員が会社の決まりに従って動いているか」「モノや金は会社の決まりどおりに管理されているか」を把握する必要が生じ、様々な社内ルールを「規定」という形で作成することになります。
また、社長の経験などから得た業務ノウハウをマニュアル化し、従業員全員に周知徹底させることも必要になってきます。
実はこういったことすべてが「内部統制の構築」なのです。
内部統制は上場企業だけでなく、すべての企業がそれぞれの環境や事業の特性に合わせて工夫しながら導入することができるものなのです。
いずみ会計の2006年8月1日のブログで少し取り上げましたが、2006年6月に成立した金融商品取引法では、上場企業を対象に2009年4月1日以降開始する事業年度から内部統制報告制度が定められました。
この制度に関連して、今年から様々な実務的な準備が進められているのです。
今回は中小企業にとっての内部統制についてのお話です。
今週と来週の2回に分けてお話いたします。
内部統制とは
「基本的に企業等の4つの目的(1.業務の有効性及び効率性、2.財務報告の信頼性、3.事業活動に関わる法令等の遵守、4.資産の保全)の達成のため、企業内のすべての者によって遂行されるプロセスである」
と定義されています。
会社を組織的に運営していくための経営管理体制を構築すること、と考えていいでしょう。
なんだか難しそう・・・でしょうか?
企業が成長し、事業の取引が拡大すると、人・モノ・金の流れや量が増大します。
そうなると、各従業員が役割を分担し、効率的に経営を行うことが求められてきます。
経営者は「従業員が会社の決まりに従って動いているか」「モノや金は会社の決まりどおりに管理されているか」を把握する必要が生じ、様々な社内ルールを「規定」という形で作成することになります。
また、社長の経験などから得た業務ノウハウをマニュアル化し、従業員全員に周知徹底させることも必要になってきます。
実はこういったことすべてが「内部統制の構築」なのです。
内部統制は上場企業だけでなく、すべての企業がそれぞれの環境や事業の特性に合わせて工夫しながら導入することができるものなのです。