いずみ会計事務所の「ためになるブログ」Season2

東京都千代田区二番町(麹町)で開業している「いずみ会計事務所」のブログです。税務・経理や会計の最新動向から、顧問先企業のご紹介まで、女性税理士ならではの視線で綴ります。

2007年03月

オススメ店「蕎麦 椎葉」(千代田区平河町)

img29a2677fzik8zj 麹町駅からは徒歩2分ほど、平河町にあるお蕎麦のお店です。お店の名前が書いてある大きな暖簾(というか布?)が目印、和風のエントランスが印象的です。蕎麦屋さんにしては思いのほか広い店内は、いかにもお蕎麦のお店という雰囲気です。お店の中はほとんどが男性のお客様。お蕎麦は女性より男性に人気な気がするのは、私だけでしょうか?!


 オススメは天丼セット。「かけ」か「せいろ」から選べるおそばと天丼のセットで、980円とお値打ち価格。ボリュームとあいまって男性に人気なのも納得です。いただいた「せいろ」のお蕎麦はのどごしがよく、つるつると美味しくいただけます。天丼もたれが美味しくしみていて、セットの天丼にしてはポイントの高い味つけです。
 もうひとつオススメは田舎そば(750円)。蕎麦にしては珍しい中太打ちで、歯ごたえがいい感じです。やや黒っぽくて、お蕎麦の香りと甘みを感じるなかなかの一品。通常の「せいろ」とは一味違う味わいです。

 お店の名前は、宮崎県の椎葉村に由来するそうです。夜になると宮崎の地酒や一品料理も充実しています。最近何かと話題の宮崎県を堪能しに行きたいお店ですね。

10万円以上の振込禁止には、早めの対策を!

 先日、税務購読紙などのまとめ支払いで10万円ちょっとの振込みがあったときのことです。

 事務所の職員が先方指定の郵便局払込用紙を使って窓口から現金支払しようとしたところ、私と職員の身分証明がないと振り込めない、と言われてしまいました(汗)。


 これは、今年1月1日から「本人確認法施行令」「本人確認法施行規則」が改正され、10万円を超える現金送金などを行う際には、金融機関は送金人の本人確認等を義務付けられるようになったからです。

 国際的な問題となっているマネーロンダリング(資金洗浄)やテロ資金への対策として施行されました。

 これにより、銀行や信用金庫、郵便局などで10万円以上の現金を振り込む場合の取り扱いが、以下のように変わっています。

<窓口>
・本人確認書面の提示が必要
<ATM>
・10万円以上の現金振込はできません
<キャッシュカード>
・従来通り振り込めます(ただし、キャッシュカードの本人確認を受けておく必要があります)
<インターネットバンク>
・従来通り振り込めます

 ちなみに、本人確認書面は個人と法人で異なります。
<個人>
運転免許証、パスポート、年金手帳、保険証、外国人登録証明書、印鑑登録証明書など
※現在有効、または発行後6ヶ月以内のもの(書類によって異なる)
<法人>
登記事項証明書、印鑑登録証明書、官公庁発行の住所入り書類など
※発行後6ヶ月以内のもの

 会計事務所の職員や法人の社員が窓口で振込を行う場合は、振込み名義人(個人、法人)と代理人の両方の本人確認書面が必要です。ただし、税金の支払いの場合は本人確認が不要になります。

 金融機関が混雑する月末。
 窓口であわてないように、口座からの振込準備、キャッシュカード本人確認、自動振替サービス利用などの早めの対策をお勧めします。

オススメ店「ヘルシー館」(千代田区六番町)

img793c81abzikazj 日テレ通り沿いにある、自然素材を使ったお料理のお店です。まさに日テレ通り沿いのマンション、の2階にあるため、少し場所がわかりづらいかもしれません。道路の向かい側からお店を見ると、手作りの雑貨のお店のように見えます。店内はアットホームな雰囲気です。

 いただいたものは鮭茶漬け。出てきたものは、鮭が丸ごと一匹!汁は土瓶のようなものに入ってきました。

いきなり予想外の豪快な展開に驚きを隠せません(^_^;)。
ちなみにご飯は五穀米を使っているようです。


 お茶漬けといいつつも、汁はお茶ではなくお出汁です。昆布と鰹のしっかりした味わい、本物のおだしの旨みは、鮭との相性が抜群、本当に美味しくいただきました。飲んだ次の日や、胃腸の調子が悪いときにも、さらさらといただける、オススメの一品です。
 珈琲やプリン、ケーキなども食後に楽しめます。キャロットケーキは、本当ににんじんが入っているの?!と思うくらい、まろやかな味わい。

にんじん嫌いな子どもでも、これならいただけそうです。

 わかりにくい場所とかわいらしい外見のためか、どちらかというと女性客が多いお店ですが、定食類はかなりボリュームがあります。ですから、男性の方にもオススメできるお店だと思います。

消費税の免税事業者が免税点を計算する方法

 個人事業者の消費税の確定申告は4月2日までです。
 今年はタレントのベッキーさんが「消費税の確定申告は4月2日!」と言うCMが流れているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?ご準備、お済みですか?

 今日は消費税が免税される方についてのお話です。


 消費税において免税事業者とは、文字通り消費税を納める義務を免除される事業者のことです。(これに対して、消費税を納める義務のある事業者のことは「課税事業者」といいます。)

 免税事業者か課税事業者かは、基準期間(個人の場合は前々年、法人の場合は前々事業年度)の課税売上高が1000万円を超えるかどうかが判断基準です。


 基準期間の課税売上高は、基準期間において課税事業者であった場合は税抜き、免税事業者であった場合は税込みで計算することになります。

 したがって、基準期間が課税事業者だったか、免税事業者だったかによって、同じ課税売上高でも扱いが変わってきます。


<例:基準期間の課税売上高(税込み)1029万円の場合>
■当該基準期間において課税事業者の場合
・・・課税売上高980万円(=免税事業者)
■当該基準期間において免税事業者の場合
・・・課税売上高1029万円(=課税事業者)


 このような事実を鑑みて、「課税売上高が消費税を納めるべき事業規模をあらわす基準であれば、課税事業者と免税事業者で扱いが違うのは不公平だ」と考え、裁判を起こした事業者もいました。

 しかし、結果は事業者側の敗訴となりました。

 「課税事業者の消費税込みの売上には納税する消費税も含まれるため、消費税を差し引いて(=税抜きで)課税売上高を計算するのが相当だが、免税事業者の場合は納税する消費税が無いのだから、消費税を差し引かずに(=税込みで)計算するのが相当である。」という判決が下されました。(平成17年2月最高裁判決)

 この規模の会社にとって、課税事業者になるか免税事業者になるかは大きな違いです。

 課税事業者になれば大きな事務負担がかかること、実質的に所得そのものに影響するなど、注意が必要になります。

オススメ店「ステーキ ダイニング 近江・湖東麹町店」(千代田区麹町)

imgf67edbeezikdzj 麹町駅から徒歩1分、新宿通り沿いにあるステーキのお店です。チェーン店でもない限り、ステーキ店というと敷居が高そうなお店が多いようですが、このお店はビルの1階にさりげなく佇むお店です。

店内は、ステーキを焼く鉄板のあるオープンキッチンをぐるりと囲むようにカウンター席が10席程度、こぢんまりとしたお店です。

 ランチは1800円から、と自腹ランチのギリギリ価格(^_^;)ですが、スープ、メインディッシュ、ライス、サラダ、お漬物、デザートにコーヒー・・・実に盛りだくさん、納得のボリュームです。
 メインディッシュはさいころステーキ。目の前の鉄板で焼きたてのお肉をすぐにサーブしてくれます。口に入れると・・・とろけそうなお肉!昼からこんな贅沢なお肉をいただいたらバチがあたるのでは、と思うくらい、やわらかーいお肉でした。さっぱりしたステーキソースを付けていただくもよし、付け合せのカリカリのガーリックと一緒にいただくもよし、そのままいただいても十分に美味しくいただくことができます。
 お肉だけでなく、最初に出てきたスープもかなり美味。最後のデザートに至るまで、隙のないランチを楽しむことができました。

 午後からスタミナ系の仕事があるときは、ちょっと贅沢してでもいただきたい絶品お肉ランチでした。