いずみ会計のお客様は飲食店だけでなく、様々な業種に及びます。金曜日のブログでは、オススメレストランと交互に、顧問先企業の魅力的な活動のレポートを掲載いたします。

 まずご登場いただくのは日本社会福祉愛犬協会さん。昭和48年創立、昭和58年からは社団法人として活動してきましたが、平成15年10月に内閣府認証のNPO法人として新たな活動を始めました。
 お話は常任理事の中(なか)事務局長にうかがいました。

■犬を通じて社会に貢献する活動を
-協会の活動概要を教えてください。
中氏「まず、創設以来行ってきた全犬種の血統書発行や犬に携わる専門家の育成、ドッグショーなどを行う犬種の保護・育成活動が1つ。世界各国にルーツを持つ純粋犬種は長い年月をかけて育まれた文化なのです。
 日本では柴犬や秋田犬など6犬種が文部科学省から天然記念物に指定されています。交雑するとすぐに滅びてしまう『世界の純粋犬種』を守っていくことは文化を守ることと同じだと思っています。
 もう1つが、愛犬の散歩時に協会発行のバンダナ等を着用して学童の通学路をパトロールする地域防犯パトロール『犬のおまわりさん』の全国展開です。これはNPO法人になってからはじめたボランティア活動です。
 いずれの活動も、犬を通じて社会に貢献することが目的です。」
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■愛犬の散歩で通学路を見守る画期的アイデア
-「犬のおまわりさん」活動について
中氏「毎日、朝晩行っている犬の散歩時間を利用して、通学路を見回りしよう、ついでに子どもたちに声かけしよう、というのが基本の活動です。
 バンダナや腕章をつけて犬の散歩をすることで、この地域の人たちは防犯意識を持って子どもたちを見守っている、ということがアピールできます。また、犬の散歩は予定表どおりに行うものではないので、いつ、誰が来るかわからない。犯罪者にとって犯罪しにくい地域づくりをめざしています。
 犬の散歩をしながらできるというのも、無理なく続けられるポイントだと思います。」

-メンバーはどのくらい?
中氏「おかげさまで、活動を開始した平成16年末時点で約2万人のメンバーが集まりました。現在は5万人くらいのメンバーが犬のおまわりさんとして活動しています。
 活動は新聞の全国版やNHKテレビをはじめ地域メディアにも度々取り上げられています。」

■いずみ会計に一言!
中氏「当協会は全国5つのブロック(支部)があります。浦田先生のアドバイスを受けて各ブロックを任意団体として届出を行い、毎年申告する体制を整えました。経営的な面だけでなく、組織作りなどもご意見をいただき、大変に助かっています。」
(取材協力:ライター山崎実由貴)

内閣府認証NPO法人 日本社会福祉愛犬協会
【事務局】〒110-0015 東京都台東区東上野4-13-7警察犬会館6F
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【FAX】03-3847-5438
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