今日ご紹介するのは「有限会社神田クラフトインダストリー」です。
 日本初のカートンボックス(いわゆるダンボールの箱)専門店で、デザイン性の高いダンボールなどを1枚から販売しています。

 お話は広報担当の森恭之さんにお伺いしました。


■もらったときにワクワクするようなダンボール=デザインボックスの誕生
-お洒落なダンボールを作ろう、と思ったきっかけは?

森氏「当社は平成11年10年に設立した会社です。当時のダンボールは茶色か白の、無機質なものが主流でした。

 ダンボールの製造販売も、お客様から指定されたサイズの製品を作り、納品する、という流れでしたので、価格でしか差別化ができない状況でした。

 さらに創業当時はインターネットオークションが盛んになってきた時期で、個人間でダンボールを使ってモノを送ることが増えてきた時期でもありました。

 そこで、送られてきたときにワクワクするような、洒落たダンボールがあれば、そこで他社と差別化ができれば、と思ったのがデザインダンボール開発のきっかけです。

 当初はインターネットネットによる販売業務だけを行っていましたが、東急ハンズのバイヤーさんが、当社ホームページをご覧になってデザインダンボールをお店で扱っていただくようになって以来、最近では数社のホームセンターへの卸売り業務も行っています。」


■ドラマや映画にも登場?!収納としても使えるデザインダンボール
-デザインがいいダンボールだと、どんなメリットがありますか?

森氏「お客様からは、きれいな箱で送ったことでネットオークションの出品者評価が非常に高かった、受け取った人が喜んでくれた、とご好評いただいています。

 また、デザインが洒落ているので、そのまま部屋に置いても収納のインテリアとして使える、という感想も多くいただきます。

 最近では、部屋の収納ボックスとして、引越しのシーンのダンボールとして、デザインダンボールがドラマや映画に登場することもあります。

 デザインダンボールは1枚138円から販売しています。一般的なダンボールと比べて大きな価格差がなく、1枚から購入できるところが個人のお客様に大変に喜ばれています。」
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痒いところに手が届く、商品名に用途が入った無地ダンボール
-無地のダンボールも販売していますね。
森氏「当社の無地ダンボールの特長は、例えばCD100枚用とか、マンガ20冊用といった感じで、商品名に用途が入っているところです。

 お客様が欲しいサイズのものが、商品名をみただけですぐわかるように工夫をしています。もちろん1枚から購入できます。」

-オススメ商品はありますか?
森氏「ご好評いただいているのはLPレコード専用のダンボールです。

 LPレコードの愛好者は頻繁にレコードのやり取りをしているのですが、ちょうどよいサイズの箱がなく、自分で切り貼りして箱を作っていたそうです。

 そこで、あけるときに中身を傷つけないファスナーをつけるなどの工夫を施したLPレコード専用の箱を作ったところ、愛好者の皆様に大変喜ばれました。
 今では50枚、100枚とまとめ買いする方もいらっしゃる、当社の人気商品の一つになりました。

 LPレコードのほかにも発送に苦労しているものはたくさんあると思います。そうした痒いところに手が届くダンボールを、これからも開発していきたいですね。」
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■いずみ会計に一言!
森氏「税務上の話だけではなく、経営全体の流れの中で留意すべき点も的確に、気軽にご相談できる、頼れる先生です。
また、主婦として、生活者としての視点も鋭くて、商品のアイデアもいくつかいただきました(笑)。」

※ご紹介したダンボールは、神田クラフトインダストリーのサイトのほか、Amazon.comなどのネット販売、東急ハンズ・島忠ホームズ・ロイヤルホームセンターなど約70店舗でもお求めいただけます。


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有限会社神田クラフトインダストリー
【住所】東京都千代田区東神田1-8-11
【TEL】03-3866-5679
【FAX】03-3866-5647