いずみ会計事務所の「ためになるブログ」Season2

東京都千代田区二番町(麹町)で開業している「いずみ会計事務所」のブログです。税務・経理や会計の最新動向から、顧問先企業のご紹介まで、女性税理士ならではの視線で綴ります。

2010年01月

ブーツで一味違うおしゃれを楽しむ-渋谷TIP TOP

1 今日ご紹介するのは、渋谷パルコ前に店舗を構えるカジュアルシューズ専門店「渋谷TIP TOP」さんです。

 以前にご紹介した「渋谷フロンティア」さんの姉妹店。
 2009年秋にオープンして、ブーツ愛好者を中心にカジュアルシューズファンが集う人気店となりました。

 TIP TOPシューズのことなら何でも聞いてください!という久光さんに、お話を伺いました。

■スパイスの効いた足元のおしゃれを提供
-TIP TOPってどんなお店ですか。
久光氏「ウエスタンブーツを中心に、カジュアルシューズを販売しています。特にブーツ類の品揃えが自慢ですね。
 年中無休、一年中ブーツを販売しているのが特徴です。」

2 確かに見渡す限りのブーツ!
 メンズのショートブーツや今年流行のフリンジのブーツまで、本当に幅広い品揃えです。


たくさんのブーツの中でも、一番目立ったのはウエスタンブーツ。
 とにかく種類が豊富で、カラフル。見ているだけで楽しくなります。
久光氏「パステルカラーのウエスタンブーツは夏でも涼しげに着こなすことができると思いますよ。」


3-こうしたカラフルなウエスタンブーツはやはり、若い方が買うことが多いのですか?
久光氏「もちろん若い方にも人気ですが、50代以上のシニアの方にも人気があります。
 ベーシックなブーツをすでにお持ちのシニアの方は、色や素材に遊び心のあるものをお求めになることが多いようです。

 年齢に関係なく、他の人と一味違う、スパイスの効いた足元のおしゃれを楽しみたい方に人気がありますね。」


■ウエスタンブーツのスマートな着こなし、ワイルドなお手入れ?!
4 「最近はカラフルなものや、トカゲやヘビの革を使った見た目重視のウエスタンブーツも増えてきました。
 とはいえ、ウエスタンブーツは元々はカウボーイの生活の中で生まれた、機能的な靴です。
 ブーツをきれいに保つために、靴クリームやワックスを使う方もいらっしゃいますが、あえてあまり手を加えず、使い込んだ味わいを楽しむこともできます。」

と、久光さん。
 実際、この日久光さんが履いていた、いい感じのウエスタンブーツ(白!)は
「お手入れは布でささっと拭くだけ」と実にワイルド?!

 また、老若男女問わず、格好よくウエスタンブーツを履きこなす秘訣も1つ、教えていただきました。

 「ウエスタンブーツは甲(ヴァンプ)の部分が、足首より手前から立ち上がっているのが特徴です。
 ストレートデニムとあわせると、裾がモタモタせず、きれいに着こなすことができますよ。」

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(お話を伺った久光さん)

■好きなことをとことん突き詰めたい
-どんなお店をめざしますか。
久光氏「好きなことはとことん突き詰める。
 ブーツ、カジュアルなシューズが好きではじめたことです。これからも好きなシューズを扱うことに、こだわりをもっていきたいですね。
 また個性を大事に、お客様からも愛される店づくりをめざしたいです。」


■いずみ会計に一言!
久光氏「不景気の中、いろいろな情報を教えていただき、勉強になります。お互いがんばっていきましょう!」
(取材協力:ライター山崎実由貴)


■渋谷TIP TOP
【住所】東京都渋谷区神南1-20-10(パルコ前)
【TEL】03-3468-1169
【FAX】03-3496-7609

新型インフルエンザで休業した時の助成金

【質問】
飲食店を経営しています。不況に加え、新型インフルエンザの流行が追い討ちをかけて売上が減少しています。背に腹はかえられず、今月から社員を自宅待機扱いにしていますが、会社として何か打てる手はありませんか。

【回答】
新型インフルエンザで売り上げが減少し、社員を休業させた時には、「雇用調整助成金」及び「中小企業緊急雇用安定助成金」が「インフルエンザの発生及び感染拡大に伴う特例」として、対象となる制度の改正がありました。
2009年7月31日迄に初回の計画届を提出し雇用維持をしている事業主については、国内発生が確認された2009年5月16日までさかのぼって、支給申請ができるようになりました。



 依然として罹る人が多い新型インフルエンザ。
 大手企業では、従業員の家族に新型インフルエンザに罹った人がでたときに、従業員を自宅待機とする、などの措置をとる企業もあるようです。

 ある新聞の調査によると、企業で新型インフルエンザ流行時に事業を継続できるよう事業継続計画を立てている企業は9%程度、という結果が出ています。


 新型インフルエンザは今後暫く続くとみられ、持病のある方や高齢者、妊婦、子供等には配慮する必要があるものの、企業は流行時期に合わせた柔軟な対応が求められているようです。

 欠勤が一定以上の人数になった時は在宅勤務、交替勤務、応援人員のやりくり等も必要ですが、もともと中小企業では人員の余裕はあまりないので、いざという時には拡大しないように手を打つぐらいとなるかもしれません。


 一方で、このような状況下で、新型インフルエンザで売り上げが減少し、社員を休業させた時には、「雇用調整助成金」及び「中小企業緊急雇用安定助成金」が「インフルエンザの発生及び感染拡大に伴う特例」として、対象となる制度の改正がありました。

 もともと、「雇用調整助成金」とは景気の変動、産業構造の変化等に伴う経済上の理由により事業活動の縮小を余儀なくされ、休業や教育訓練又は出向を行った事業主に対して、休業手当、賃金又は出向労働者に係る賃金負担額の一部を助成するものです。

 さらに最近の改正で新型インフルエンザの対応の緊急性をふまえ、2009年7月31日迄に初回の計画届を提出し雇用維持をしている事業主については、国内発生が確認された2009年5月16日までさかのぼって、支給申請ができるようになりました。

 生産量要件も緩和され「生産指標の直近3カ月の月平均値がその直前3カ月又は前年同期に比べ5%以上減少している事業所の事業主」の「3カ月」要件は「1ヵ月」に緩和されています。

 対象は「新型インフルエンザの影響による客数や受注量等の減少」を理由に休業を行う事業所で、計画書を「新型インフルエンザ対応事業所の事業活動の状況に関する申出書」とともに都道府県労働局長に提出しておきます。

 支給申請は判定基礎期間の末日から起算して2カ月以内となっています。



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オススメお散歩スポット「江戸城の石垣」(千代田区五番町)

 地下鉄南北線の市ヶ谷駅を降りると突然現れる、立派な石組みの壁?!
 「江戸歴史散歩コーナー」というコーナーに、地下鉄の基礎とも思えないこの立派な壁?! これは、江戸城の石垣を再現したものだそうです。

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 再現、といっても、何となく作ったものではないようです。
 雉子橋(現在の九段下あたり)から出土した石材を使って、江戸時代初期の「打ち込みハギ」と呼ばれる技法を再現した、本格的な石垣です。

 石材には、切り出しや石積みを行った藩や石工等の刻印とともに、石を切るときにあけた穴(矢穴)が残っています。
 もしかしたら、本当に江戸城の石垣に使われていたものかもしれません?!
 この石が江戸城の基礎を支えていたなんて、ちょっとロマンを感じます。


 お散歩、ではなく、クライアント訪問の際にたまたま見つけたものです。
 地下鉄の通路に、リアルな歴史を感じるものがあることにもビックリしました!



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「退職所得の源泉徴収票」を提出しなければならない者

「退職所得の源泉徴収票」を提出しなければならない者
[ 税金/源泉所得税 ]
【質問】
会社設立時から会社を支えてくれた社員が退職しました。
退職金を支払ったのですが、源泉徴収関係で何か、手続きは必要でしょうか?


【回答】
退職手当、一時恩給のような性質の給与を支払った者には、退職所得の源泉徴収票を受給者に交付します。
退職所得については源泉徴収票を税務署に、特別徴収票を市町村に提出します。



 今まで頑張って働いてくれた社員のためにも、最後まできちんとした対応をしたいものですね。
 今日は、退職所得の源泉徴収票・特別徴収票についてのお話です。

■どんな人に必要か?
 「退職所得の源泉徴収票」を提出しなければならない者は、退職手当、一時恩給その他これらの性質を有する給与を支払った者です。

 「退職所得の源泉徴収票(税務署に提出するもの)」と「特別徴収票(市町村に提出するもの)」は、その年に支払の確定した退職手当等について、すべての受給者分を作成することになっています。

 このうち税務署と市区町村へ提出しなければならないのは、受給者が法人の役員であるものだけですから、役員以外の従業員の分は提出する必要はありません。
(役員とは相談役、顧問その他これらに類する者をいいます)


■交付や提出の期限は?
 「退職所得の源泉徴収票」と「特別徴収票」は、提出範囲にかかわらず、退職後1カ月以内にすべての受給者に交付しなければなりません。

 なお、受給者に交付する「退職所得の源泉徴収票」と「特別徴収票」とは1枚で両方を兼ねる仕組みになっています。

 受給者に交付して終わり、ではありません。
 税務署・市区町村への提出も必要です。

 「退職所得の源泉徴収票」は税務署へ提出しなければいけません。
 提出期限は退職後1か月以内ですが、平成21年中に退職した受給者分を取りまとめて平成22年2月1日までに提出することもできます。

 また、「退職所得の特別徴収票」は市区町村への提出しなくてはいけません。
 提出期限は、退職後1か月以内です。
 「特別徴収票」の提出先は、受給者のその年の1月1日現在の住所地の市区町村となります。


 税務署へ提出する「退職所得の源泉徴収票」の提出枚数は1枚となっていますが、日本と情報交換に関する租税条約を締結している国に住所がある者の分については、同じものを2枚提出してください。

 市区町村へ提出する「特別徴収票」は、1枚です。


■死亡退職の場合
 死亡退職により退職手当等を支払った場合には、相続税法の規定による「退職手当金等受給者別支払調書」を提出することになります。

 この場合には「退職所得の源泉徴収票」と「特別徴収票」は提出する必要はありません。


■その他の注意事項
 「退職所得の源泉徴収票」の受給者への交付は、あらかじめ支払を受ける者の承諾を得るなど、一定の要件の下、書面による交付に代えて、電磁的方法により提供することができます。

 しかし、電磁的方法により提供した場合においても、受給者から請求があるときには、書面により交付しなければなりません。


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オススメお散歩スポット「太田姫稲荷神社」(千代田区麹町)

 半蔵門駅降りてすぐ、マクドナルドの向かいにある小さな神社を発見しました。
 名前は「太田姫稲荷神社」。
 ビルの脇の、狭いスペースにひっそりと佇むお社です。


img61731ce8zik6zj 創建は長禄元年(1457年)と
かなり古い神社です。

 江戸城を開いた太田道灌の愛娘が天然痘を患ったとき、友人に「山城の国一口の里にある稲荷神社に祈願すれば、どんな重い天然痘でも忽ち平癒する」と言われ、早速同神社に参詣祈願したところ、娘の病はすぐに治ったそうです。

 そこで道灌は、長禄元年(1457年)、江戸築城のとき、崇敬、感謝の気持ちを込めて、この一口稲荷を伏見から勧請し、江戸城内にお祀りした、のがはじまりだそうです。

 その後慶長11年(1606年)徳川家康による江戸城改築の際、城内にあった神社・仏閣を城外に移した際に太田姫稲荷神社も遷座され、その後、変遷を経て現在の地に鎮座しているとのこと。


 今でも商売繁盛・病気平癒などの神様としてあがめられているそうです。
 インフルエンザも流行っていますので、半蔵門にお越しの際にはお参りしてみてはいかがですか?!


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