いずみ会計事務所の「ためになるブログ」Season2

東京都千代田区二番町(麹町)で開業している「いずみ会計事務所」のブログです。税務・経理や会計の最新動向から、顧問先企業のご紹介まで、女性税理士ならではの視線で綴ります。

2012年02月

(つぶやき)質のいいものを身につける

ある税理士仲間の男性がいいました。
「質のいいものを身に付けろ」と。

決して派手なものではなく、質のいいものを身に付けろ、という意味です。


私は気に入ったものならば、高い安いにこだわらず、取り入れたいタイプですが
「質のよさ」は、確かに大事なものかもしれませんね。

年代物の家具などの減価償却

【質問】
当社の応接室には、年代物の家具と著名な画家の描いた絵画を飾っています。
この家具と絵画はどのような形で減価償却をすればよいでしょうか?

【回答】
法人税法上、書画骨とうは時の経過によりその価値が減少しない資産として原則として減価償却資産に該当しません。ただし、一定の例外があります。


ご相談の方のように、応接室に年代物の調度品や絵画(骨董品)を飾る会社もあるかと思います。
「骨董品」については、時の経過により価値が減少しないものとみなされるため、原則減価償却資産に該当しません。

そうなると、何が「骨董品」に該当するのか、が問題になります。

総務省による日本標準商品分類では、
「製作後100年を経過したもの」
を、骨董として分類しているものの、現実には昭和以降に製作されたものでも、著名人が作成して「骨董品」に該当しそうなものもありますよね。

法人税基本通達の取扱いでは、以下のような一定の判断基準が示されています。

「書画骨とう(※)のように、時の経過によりその価値が減少しない資産は減価償却資産に該当しないのであるが、次に掲げるようなものは原則として書画骨とうに該当する。

(1) 古美術品、古文書、出土品、遺物等のように歴史的価値又は希少価値を有し、代替性のないもの
(2) 美術関係の年鑑等に登載されている作者の制作に係る書画、彫刻、工芸品等」

この場合、複製のようなもので単に装飾的目的にのみ使用されるものは書画骨とうに該当しません。
また、書画骨とうに該当するかどうかが明らかでない美術品等でその取得価額が1点20万円(絵画にあっては号2万円)未満であるものについては、減価償却資産として取り扱うことができます。

ある程度価値の高い調度品は念のため減価償却しないほうが無難かもしれませんね。


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(つぶやき)社長の任期

基本的に、経営者には定年がありません。

定年がないといっても、周りが社長でいることを応援してくれないと無理ですし、
また経営者本人が社長でいることを強く希望する必要がありますね。


定年がないからこそ、経営者は自分で自分の任期を決めないといけません。

自分が社長をしている間に、何ができるか?

常に検討が必要ですね。

東日本大震災から1年―「2012豆腐フェア」開催

 全国に大きな被害をもたらした東日本大震災から1年。
 いずみ会計とご縁のある財団法人豆腐会館さん等が主催する「2012豆腐フェア」が開催されることとなりました。

 実は前回の「2011豆腐フェア」は、2011年の3月12日・13日に開催する予定でした。
 全ての準備が終わり、後はお客様をお迎えするだけだ、と一息ついたその時、開催会場だった東京ビッグサイトで大きな揺れに見舞われ、イベントは中止となりました。

 震災から数日後、宮城の豆腐屋さんと交わした言葉。
「豆腐フェア中止になったけれど、来年やるなら絶対東北のみんなで行くから!お互いがんばろうな。」だったそうです。

 あれから1年。準備をすすめ、今回の開催となりました。
 全国の豆腐試食会のほか、東北の豆腐屋さんの合同出展、東北プチマルシェ(野菜や名産などの販売)、仙台牛タンや気仙沼ホルモン、東北のお酒を楽しめる屋台など、一般の人でも楽しめるイベントが目白押しです!

 「豆腐業界は震災には負けない!日本は震災には負けない!業界は、東北は、日本は元気だ!という発信をこの豆腐フェアからしていきたいと思います。
 この日は日本がひとつになる特別な日だと思います。皆様ぜひこの2012豆腐フェアに足をお運びください。出展者、スタッフ一同心よりご来場をお待ちしております。」

とは、主催者からのメッセージ。

 ぜひ豆腐フェアに足をお運び下さい!


■2012豆腐フェア■
●日 時

平成24年3月10日(土)・11日(日)10:00~17:00(最終日は16:00)

●場 所
東京ビッグサイト

●入場料
無 料

●主催
全国豆腐油揚商工(協同)組合連合会、一般社団法人日本豆腐機器工業会、全国豆腐機械連合会、関豆ブロック協議会、財団法人豆腐会館

●後援
農林水産省、全国中小企業団体中央会、財団法人食品産業センター、社団法人日本食品衛生協会、社団法人日本食品機械工業会、FOOD ACTION NIPPON推進本部、アメリカ大豆協会

●協賛
全国粉末凝固剤協会、全国豆腐用消泡剤協会、全国穀物商協同組合連合会、全国農業協同組合連合会、トーヨー新報、フードジャーナル社、食品産業新聞社

<イベント>
・ 基調講演 「津波で全てを流された豆腐屋のゼロからの挑戦」
・ 東北は元気だ!豆腐プロジェクト 東北の豆腐屋さん、生産者の皆さんが集合!
― 東北の豆腐屋さん大集合!合同出展
―生産者も集合!東北プチマルシェ(野菜や名産などの販売)
―仙台牛タンや気仙沼ホルモン、東北のお酒を楽しめる屋台
・ 食育コーナー手づくり豆腐体験教室
・ 全国豆腐試食会
・・・など、盛りだくさんです!

■豆腐フェアのホームページはこちら→http://www.tofufea.jp/


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(つぶやき)考え事をする環境づくり

ある経営者さんで、1年間の事業計画や構想や中長期の取り組みを考えるときに
ホテルの部屋をとる方を知っています。


要は誰にも邪魔されない空間で、一人で考え事をしたいタイプの方です。


もちろん、自宅や会社の会議室など一人で考え事が何もできない訳ではないでしょうが
完全に一人で考え事をしたいのだと思います。


そういう考え事をする環境づくりも多忙な経営者には必要かもしれませんね。