いずみ会計事務所の「ためになるブログ」Season2

東京都千代田区二番町(麹町)で開業している「いずみ会計事務所」のブログです。税務・経理や会計の最新動向から、顧問先企業のご紹介まで、女性税理士ならではの視線で綴ります。

2014年08月

日本生まれのプログラミング言語、利用者と開発者を支援-一般社団法人 日本Rubyの会

今日は、いずみ会計とご縁のある「一般社団法人 日本Rubyの会」(以下、日本Rubyの会)さんをご紹介いたします。

2004年から任意団体として活動していた日本Rubyの会。
2011年に一般社団法人として新たな一歩を踏み出し、公益法人としての活動の中でいずみ会計と新しいご縁ができました(^-^)。

さて、日本Rubyの会の「Ruby」とは?
-っていう疑問がわきませんか?
Rubyは日本生まれのプログラミング言語なのです。

「Rubyは、手軽なオブジェクト指向プログラミングを実現するための種々の機能を持つオブジェクト指向スクリプト言語です。
本格的なオブジェクト指向言語であるSmalltalk、EiffelやC++などでは大げさに思われるような領域でのオブジェクト指向プログラミングを支援することを目的としています。

Rubyは当法人の名誉会員、まつもとゆきひろが個人で開発しているフリーソフトウェアです。」(日本Rubyの会)

・・・と、プログラミング言語については全くの専門外の私にはよくわからないのですが

「要は手軽に『楽しく』オブジェクト指向しようという言語です。
Rubyは最近ではWebサイトの開発によく使われておりまして、例えばクックパッドさんはRubyを使った代表的なサービスです。
他には食べログさんなどもそうですね。」(日本Rubyの会)

ということで、プログラミングが分かる方には手軽で、かつ楽しく、フリーに使える言語だということなのだと思います。
さらに、「今日のご飯何作ろう?」と思った人ならば一度はみたことがある?!「クックパッド」のしくみを支えているのがRuby、と言われると、ご飯づくりのたびにありがたさを感じますね(^0^)。

日本Rubyの会は、Rubyの利用者や開発者の支援を行うことで、Rubyに関連する情報技術をさらに振興させることを目的とする社団法人です。

140829日本Rubyの会-01
撮影: machu https://www.flickr.com/photos/machu/5950109033/

主にRubyに関する会議や勉強会等の開催や広報活動等を行っていますが、会に関わる方々は若い世代が大半、とのこと。

メイドインジャパンのプログラミング言語はもとより、会の活躍にも期待したいと思っています。
ぜひご注目ください!


■一般社団法人 日本Rubyの会
http://ruby-no-kai.org/
twitter:@rubynokai
IRC:#ruby-no-kai (freenode, encoding: utf-8)
Email:info at ruby-no-kai dot org

(つぶやき)出来ることと出来ないこと

お客様は基本的にワガママを言える立場だと思います。

どんな分野でも、そうですよね。

飲食店でも、お客様は、早く注文した料理がでてこないかな、と思いますし
美容院でも、自分の好きな髪型に仕上げてほしい、と思います。


税理士事務所のお客様も、基本的に同じ、だと思います。

しかし、やはり、出来ることと出来ないことが、あります。


例えば極論ですが、
飲食店で
「お会計は払わないけど、食事はさせてください」
ということって、どう思いますか?

または美容院で
「お会計をしないで、カットとパーマをしたい」
とオーダーするのは、どう思いますか?


普段、皆様はそんなことをしませんよね?


物を買ったり、サービスを受けるには
決められた代金を支払うのが普通だと思いますが、
いかがでしょうか?

(つぶやき)勢い

自営業の方なら、「なんとなく」伝わるものがあるかと思いますが
「新しい営業を始めるときは、勢いが必要」だと思います。


いえ、勢いがなくても、自営業は常に営業が必要です。
中には営業しなくても、仕事が十分に足りてる方もあるかもしれませんが
やはり、何らか営業をしてる自営業の方が多いでしょう。


新しい営業とは、
新しい取引先ということと
新しい内容の仕事ということの両方あります。


どちらでも、やはり新しい営業には、ちょっとした勢いが必要だと思います。

この勢いをつけるには、きっかけが必要です。

新しい職員を雇用したから仕事を増やさなくては、
という理由もあるでしょうし、
ここで社運をかけて新商品をセールスしないと!
という理由もあるでしょう。

いずれにしても、新しい営業には、ちょっとした勢いが必要なんですよね。

マンションの空き駐車場を他の人に賃貸したい

【質問】
マンション管理組合のものです。
ここ数年、当マンション内に設置した入居者用駐車場に4台ほど空きがある状態が続いています。
せっかくなので、入居者以外の人にも使ってもらえるような月極駐車場にしようかと思っていますが、何か問題はあるでしょうか?

【回答】
まず、管理規約で非区分所有者に対する駐車場の外部利用を認めていること、さらに、その駐車場収益はマンション管理費・修繕積立金に充当し、区分所有者に分配しないことが定められているかをご確認ください。
その上で、条件によっては駐車場収入が収益事業となるため、法人税が課税される可能性があります。



 分譲マンション内に設置した入居者用駐車場の稼働率が低くなっている(特に都市部)、という話をよく耳にします。
元々お住まいであった方が高齢になられてマイカーを手放すケースが見受けられ、さらに新しく入居する若い方がマイカーを持っていない・・・など、様々な事情が重なっているのかと推察されます。
ご相談の方のように、何年も駐車場が複数台分、空いた状態ということも少なくないようです。

マンション管理組合は「組合」という名前は付いていますが、共有を前提とした民法の任意組合ではありません。管理組合の法人化も認められますが、基本的には、税務上「人格のない社団」として取り扱われます。

この「人格のない社団」は、収益事業のみに法人税が課されます。
駐車場を賃貸する「駐車場業」は、「収益事業」として取り扱われます。
とはいうものの、区分所有者に対する貸付けは、共済的事業の付随行為とされ、非収益事業として課税されません。
 外部利用、ということになって、はじめて課税の問題が生じてきます。

 入居者用駐車場を外部に賃貸する場合、以下のことが前提となりますので、まずご確認ください。

【前提】
(1)管理規約で非区分所有者に対する駐車場の外部利用を認めている
(2)その駐車場収益はマンション管理費・修繕積立金に充当し、区分所有者に分配しない。

この前提をクリアした上で、収益事業(課税される)になるかどうかは次の区分によります。

(ケース1)
区分所有者と非区分所有者を問わず募集を行い、条件も差異がない(区分所有者を優先しない)
・・・全部収益事業

(ケース2)
区分所有者の使用希望がない場合のみ募集し、区分所有者の使用希望があれば早期に明け渡す(区分所有者優先)
・・・外部利用のみ収益事業(要区分経理)

(ケース3)
原則として区分所有者のみに賃貸し、募集は行わない。非区分所有者からの申出により、ごく短期間の場合のみ外部への貸出しを認める
・・・全部非収益事業

ご相談の方のように、「空き駐車場」を埋めるために、月極駐車場の募集をかけて外部に貸付ける場合には、課税の対象となります。


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(つぶやき)経理担当者の退職

私の業務で突発的にありること。
しかも、発生したときにはあれやこれやと、
業務が増加することがあります。


それは顧問先の経理担当者の退職、です。


大企業であれば、経理担当者の退職も
社内でしっかり引き継ぎがあり、またマニュアルも存在するため、
外部の税理士に何か相談があるのは少ないでしょう。

しかし、中小規模の企業では、経理担当者の退職は
かなり大きな出来事になります。


後任の経理担当者を探す話、また引き継ぎの話、
後任の経理担当者への留意点の話
色々な業務の部分を、税理士が少しお手伝いすることになります。


どの顧問先の経理担当者さんでも、定年もありますし
いつかは辞めるのはやむを得ません。

でも出来るだけ長く勤務して、後任への引き継ぎもしっかりと・・・
と期待したいのは、私だけの欲張りではないはず、ですよね?