いずみ会計事務所の「ためになるブログ」Season2

東京都千代田区二番町(麹町)で開業している「いずみ会計事務所」のブログです。税務・経理や会計の最新動向から、顧問先企業のご紹介まで、女性税理士ならではの視線で綴ります。

2015年11月

忘れがち?!復興特別所得税の計算

【ポイント】
年末調整で年税額を計算する際、復興特別所得税を含めた年税額(年調年税額)を計算してください。



サラリーマン等、お勤めをされている方(所得税の源泉徴収義務者)は、平成25年1月1日から平成49年12月31日までの間、源泉所得税を徴収する際に復興特別所得税を併せて徴収することとなっています。

そのため、年末調整において年税額を計算する際にも、復興特別所得税を含めた年税額(以下「年調年税額」)を算出する必要があります。

年調年税額は、算出所得税額から(特定増改築等)住宅借入金等特別控除額を控除した後の税額(年調所得税額)に102.1%を乗じて算出(100円未満は切り捨て)します。

実は、復興特別所得税が課税されなかった平成24年以前は、年調所得税額がその方の給与に対する源泉所得税額になっていました。
そのため、平成24年分以前の源泉徴収簿を使っている場合や、平成24年以前の制度に対応した給与ソフト等を使っている場合、102.1%を乗じた年調年税額を計算し忘れるということが意外と起こりがちなようです。

年末調整の際、今一度ご確認下さい!


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北の湖理事長、ご冥福をお祈り致します

11月20日、突然の訃報に非常に驚きました。
大相撲の第55代横綱、日本相撲協会の北の湖理事長が、62歳の若さで急逝しました。

実は数年前、北の湖理事長とお会いし、直接お話しをする機会がありました。
横綱として活躍していた時代から、テレビなどでは何度も拝見しておりましたが実際にお会いするのは初めてでした。

「初めまして」とご挨拶して、私の正面に座られた北の湖理事長。
第一印象は、「わあ、大きい!!」
身長も横幅も体の厚みも、普通の男性の何倍にも感じました。
間違いなく、見た目の大きさインパクトは、人生でお会いした中で最大!でした。

「相撲取りは裸一つで、土俵で一瞬の勝負するものだ」
という内容のお話があったように思います。
いつもテレビで拝見していたちょっと渋めのお顔が正面にあるわけで、正直、私はかなりドギマギしながらお話をうかがっておりました。

お話が終わり、会議室を失礼するときに、私は改めてご挨拶をしました。
「本日は、ありがとうございました!」

・・・そうしましたら、北の湖理事長は、ニコッ!と笑顔で、顔の横で「にぎにぎ」と手の指を握って挨拶を返してくださいました。

その様子のチャーミングだったこと!
素敵な笑顔と、にぎにぎというかわいらしい(?!)手の挨拶がとても印象的でした。

見た目の印象は大きくて、さすが横綱!といった迫力のある方でしたが、笑顔やしぐさがとてもチャーミングで、そのギャップも含めてなんて素敵な方なんだろう、と思いました。

横綱は心技体、全てが素晴らしい人が務めるものだと言われています。
圧倒的に強かった横綱時代、その技と体が頂点を極めたものというのはテレビを見ている私でもよくわかりましたが、実際に温かなお人柄に触れて、心も素晴らしい方なのだと改めて実感いたしました。

残念ながら、再びお目にかかる機会を得る前に今回の訃報に接し、ただただ驚いています。
ご冥福をお祈りいたします。


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日本初!市民の手による女性のための基金「あい基金」創設-公益財団法人パブリックリソース財団-

いずみ会計とご縁のある「公益財団法人パブリックリソース財団」(以下、パブリックリソース財団)が、日本初の、市民の手による女性のための基金、「あい基金」を創設しました。

パブリックリソース財団によると、
「『あい基金』とは、企業、行政、大学、NPOなど多様な立場で働く女性や、企業が立場を越えて協力する、日本初の、女性のための基金です。
女性が未来をつくるための基金として、いろいろな女性が立場を超えて集まり、力を合わせ、寄付やボランティアを通じて、様々な課題解決に取り組む活動を支援する仕組みです。」
とのことです。

151120あい基金

戦後70年が経過し、女性の参政権、男女共学、男女雇用均等法、介護保険制度、DV防止法など、女性が自らの意志でライフコースを選択し、生きることを支える基本的な枠組みがつくられてきました。

確かに法制度上の男女差は減少したように感じますが、実情はどうでしょうか?
豊かになったはずの日本には、「女性の貧困問題」という新たな問題が発生しています。
非正規雇用やシングルマザー、親の介護などに起因し、負の連鎖が次の世代に及ぶことで将来の経済不安に繋がる、深刻な社会リスクをはらんでいます。

一方、女性の潜在的な力を発揮できる身近な取り組みや新しい視点をもった社会的企業が各地で生まれ、なりわいの場をつくり、地域の活性化に貢献しつつあります。

「あい基金」はこのような女性の経済的自立を実現する活動を資金支援や経営ノウハウの提供によって応援し、女性が育児や介護、障がいなど様々な事情を抱えながら働き続けることのできる就業の場をつくり、全ての人の人権が尊重され、平等に機会をもち、その能力が存分に発揮される社会を目指しています。

なお、12月3日(木)14時から、千代田区の如水会館にて
「あい基金」創設発表会
を行います。
ダイバーシティ・CSRご担当、女性経営者、企業幹部、NPO団体関係者、寄付・基金関係者、就業支援関係者、プレス関係者等、定員は50名です。
こちらもあわせてご参加ください!
※「あい基金」創設発表会の詳しい情報はこちら▼
http://www.public.or.jp/PRF/fund/fund_09/sousetsu_gaiyou.pdf

「あい基金」は幅広いご寄付に支えられて、活動を展開していきます。
どうぞご支援ください。


■「あい基金」の詳しい情報はこちら(HP)▼
http://www.public.or.jp/PRF/fund/fund_09/

公益財団法人パブリックリソース財団さんのHPはこちら▼
http://www.public.or.jp/

年末調整とマイナンバー-扶養控除申告書-

【質問】
平成28年分の扶養控除申告書には、マイナンバーを記載してもらう必要があるのでしょうか?

【回答】
平成27年中に「平成28年分の給与所得者の扶養控除等申告書」の提出を受ける場合、平成28年分の給与所得の源泉徴収票(税務署提出用)には個人番号を記載するために、従業員等に個人番号の記載を求めても差し支えありません。



原則として、平成28年1月以後に提出を受ける扶養控除等申告書は、従業員本人、控除対象配偶者、控除対象扶養親族等の個人番号を記載してもらう必要があります。

その上で、平成27年中に「平成28年分の給与所得者の扶養控除等申告書」(以下、扶養控除申告書)の提出を受ける場合は、平成28年分の給与所得の源泉徴収票(税務署提出用)に記載するために、従業員等に個人番号の記載を求めても問題ありません。

もし、今年の年末調整で、平成28年分の扶養控除申告書に個人番号の記載を拒否する従業員がいたとしても、平成27年中に提出する扶養控除等申告書については、法令上、個人番号の記載義務はありませんので、記載を強制することはできません。

この場合、個人番号の記載のないまま受理することとなりますが、平成28年分の源泉徴収票(税務署提出用)には、従業員の個人番号の記載が必要になります。
源泉徴収票を作成するまでに、別途従業員から個人番号を取得することになりますので、その旨を従業員の方に説明してください。


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ペットと一緒の初詣、予約受付開始!-市谷亀岡八幡宮(新宿区市谷八幡町)-

いずみ会計の近所にある市谷亀岡八幡宮が、2016年の「ペットと一緒の初詣」の予約受付を始めました!

市谷亀岡八幡宮は、「ペットの七五三」など、全国的にも数少ない「ペット」に特化した祈願を執り行うことで有名な神社です。
初詣では、手水・茅の輪くぐりをして着席し、まずお祓いを行い、祝詞を奏上、その後ペットと一緒に御神前で玉串奉奠(たまぐしほうてん)を行う、という本格的なもの。
各作法は神職の方が教えてくださるので安心して参拝できます。

これまで、犬・猫の他にも、兎、小鳥、亀、フェレット、ハムスターといった小さなペットや、イグアナ、山羊といったちょっと変わったペットまで初詣を行っているそうですよ!

初穂料は、ペット1頭で3,000円(お札は一体)、ペット2-3頭までの名入れで5,000円(お札は一体)とのこと。
完全予約制で、メール又はFAXにて事前にお申し込みいただくことになります。
詳しくは、市谷亀岡八幡宮のHPをご参照下さい!

今やペットは家族の一員。
そんな大切な家族と一緒に一年の幸せを祈れる貴重なチャンス、ご興味のある方はぜひ参拝してみてはいかがでしょうか。
ペットのいない方も、初詣で変わったペットをつれた飼い主さんに会えるかも知れませんね。

■市谷富岡八幡宮のHPはこちら▼
http://www.ichigayahachiman.or.jp/index.html

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