いずみ会計事務所の「ためになるブログ」Season2

東京都千代田区二番町(麹町)で開業している「いずみ会計事務所」のブログです。税務・経理や会計の最新動向から、顧問先企業のご紹介まで、女性税理士ならではの視線で綴ります。

2017年10月

勤続5年以下の役員、退職金に対する税金が大幅UPの可能性?!

【ポイント】
特定役員退職手当等については、退職所得の計算上、「(退職手当等の収入金額-退職所得控除額)×1/2」の「×1/2」部分が受けられません。


退職所得の金額は、その年中に支払を受ける退職手当等の収入金額から、その人の勤続年数に応じて計算した退職所得控除額を控除した残額の2分の1に相当する金額とされていました。

平成25年1月1日以降、特定役員退職手当等については、この残額の2分の1とする措置が廃止され、特定役員退職手当等の退職所得の金額は、特定役員退職手当等の収入金額から退職所得控除額を控除した残額に相当する金額とされました。
これは、従来より退職所得の金額が大きくなるため、その分増税となるということです。

特定役員とは、役員等勤続年数が5年以下である人をいいます。
この場合の「役員等勤続年数」は、役員等として勤務した期間により計算した年数のことをいい、役員等として勤務した期間に1年未満の端数がある場合は、これを1年に切り上げて計算します。

したがって、原則として、退職手当等の支払者の下(法人等)において、退職の日まで引き続き勤務した期間のうち、役員等として勤務した期間により計算した年数が5年以下かどうかにより判定します。

もっと具体的に言うと、
役員等として勤務した期間が4年9ヶ月の場合「役員等勤続年数」は5年となり、この役員は勤続年数5年以下の「特定役員に該当します。」
逆に、役員等として勤務した期間が5年1ヶ月の場合「役員等勤続年数」は6年となり、この役員は勤続年数5年以下の「特定役員」に該当しません。

役員等の退職金については、ざっくりと「勤務期間5年以下だと優遇措置が使えない」と覚えておくとよいでしょう!


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神田がアートの町に?!TRANS ARTS TOKYO 2017 WHAT'S~UP TOKYO~

いずみ会計のある千代田区は、都内でも有数のオフィス街といえるでしょう。
千代田区神田界隈も、様々な企業や商店が立ち並ぶ活気ある町です。

その神田界隈で、今年もアートイベント「TRANS ARTS TOKYO 2017 WHAT'S~UP TOKYO~」が行われます!

2012年からスタートした、神田地域での大規模アートイベント。
今年のテーマはWHAT'S"UP TOKYO"東京の上の方【UP TOKYOエリア】に視野を広げ、谷根千、本郷、上野、湯島・お茶の水、秋葉原、神保町、神田といったエリアとの連携を図ったアートプロジェクトが展開されるそうです。

様々なジャンルのアーティストたちの表現で街が彩られ、商店街や空きビルでのアート展示や、路上を封鎖してのアーティスト屋台、アート縁日など本プロジェクトならではの催しものは芸術の秋にふさわしい楽しさに溢れています。

期間は10月13日(金)から29日(日)まで。
千代田区内では、
・五十通りエリア(神田錦町2・3丁目、神田小川町3丁目)
・一八通りエリア(神田美土代町、司町、多町)
・ワテラス(千代田区神田淡路町2-101)
・アーツ千代田 3331(千代田区外神田6-11-14)

で開催されています。

街中に突然現れたアート展示にびっくりされるかもしれませんよ!
オンタイムでもオフタイムでも、気軽にアートを楽しめるイベント、ご注目ください。


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税務署から送られてくる「一般取引資料せん」、提出しないとダメ?

【質問】
税務署から「一般取引資料せん」が送られてきて、提出するように言われました。
これは何のための書類ですか?提出しなければならない書類なのでしょうか?

【回答】
主に税務調査(反面調査)の資料として、売上、仕入れ、外注費、リベートなどの取引について詳細な内容を記載するものです。提出は任意ですが、放置していると税務署から督促されることがあります。


法人や個人事業主の方々の中には、ご相談の方のように税務署から「売上・仕入・費用・リベート」に関する資料(「一般取引資料せん」といわれ、単純に「資料せん」ともいいます)が送られてきた、という方もいらっしゃるかもしれません。

一般取引資料せんは、売上、仕入、外注費、リベートなどの取引について、取引先の名称、住所、取引年月日、取引金額、振込先の銀行口座番号、取引内容などを記載するものです。
一般取引資料せんは、税務署において税務調査(反面調査)の資料として活用されることが多いようです。
提出方法は、資料せんの用紙による提出のほか、Excel形式などのデータで作成し、FD・MOなどの磁気ディスクやCD・DVDなどの光ディスクにより提出することもできます。

一般取引資料せんの提出は任意ですが、放置していると税務署から督促を受ける場合もあります。
もし資料せんが届いたらば、記載して提出することをオススメいたします。

紙ベースでもデータ形式でも、一般取引資料せんは記載事項が意外と多く、作成するのに手間がかかります。
しかもちょっと踏み込んだ内容ですし、全ての法人に送られてくるものではないため
「この書類は本当に税務書類なの?提出しても大丈夫なの?そもそも、提出しなければいけないものなの?」
と心配になられる方もいらっしゃいます。
ご心配な方は、顧問税理士等の専門家にご相談ください。


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今年も大人気!ペットの七五三-市谷亀岡八幡宮-

市谷亀岡八幡宮は、いずみ会計の最寄り駅・市ヶ谷駅から程近い、ペットのご祈祷で人気の神社です。

その市谷亀岡八幡宮で、今年も「ペットの七五三」のご祈祷が行われます。

昨年は350組以上のご祈祷が行われたという「ペットの七五三」。
東北から沖縄まで、遠方の方は一泊二日で訪れたという全国規模の人気のご祈祷は、ペットの3歳5歳7歳の節目の年に「健康長寿」を祈願するものです。

ご祈祷では、お祓いにはじまり、祝詞奏上、玉串奉奠(ご神前に飼い主様が玉ぐしを捧げ拝礼をする)、ペットのお清め(切麻をかけてお清めをします)と本格的。
まるで私たちの七五三のようです?!

「ペットの七五三」の実施期間は12月15日まで。
完全予約制ですので、ご希望の方は神社までお問い合わせください。

また、「ペットの七五三」のご祈祷時に、飼い主の「厄除」「安全」「商売繁盛」等のご祈祷もあわせてご祈祷できるそうです。
ペットも含めた家族の幸せをご祈祷してみてはいかがでしょうか?!

●市谷亀岡八幡宮
http://www.ichigayahachiman.or.jp/

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消費税の「非課税」と「免税」、似て非なるポイント

【質問】
消費税の非課税と免税の違いを教えてください。

【回答】
その取引のために行った課税仕入れについて、仕入れ税額の控除を行うことができるかどうかが非課税と免税で取り扱いが異なります。



ざっくりと「消費税がかからない取引」というと、非課税取引、免税取引の2種類があります。
実はこの2つの取引には大きな違いがあります。

消費税は国内で消費される財貨やサービスに対して広く公平に負担を求める税金で、原則として国内におけるすべての取引が課税の対象となります。
しかし、国内取引であっても消費に負担を求める税としての性質上や社会政策的配慮から課税の対象としないこととされている取引があり、これを「非課税取引」といいます。
非課税取引の代表例として、土地や有価証券、商品券などの譲渡、預貯金や貸付金の利子、社会保険医療などの取引が該当します。

この非課税取引のほかにも、消費税が免除される「免税取引」があります。
免税取引の代表例は、商品の輸出や国際輸送、外国にある事業者に対するサービスの提供などのいわゆる輸出類似取引などです。(この場合には、輸出証明書を保管するなど、一定の要件を備えている必要があります)

どちらも「消費税がかからない取引」で同じように見えますが、非課税と免税の違いは、その取引のために行った課税仕入れについて仕入税額の控除を行うことができるかどうか、という点です。

非課税とされる取引には消費税が課税されないため、非課税取引のために行った課税仕入れについては、原則としてその仕入れに係る消費税額を控除することができません。

これに対して、免税とされる輸出や輸出類似取引は、課税資産の譲渡等に当たりますが、一定の要件が満たされる場合に、その売上げについて消費税が免除されるものです。
したがって、その輸出や輸出類似取引などの免税取引のために行った課税仕入れについては、原則として仕入れに係る消費税額を控除することができます。


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