いずみ会計事務所の「ためになるブログ」Season2

東京都千代田区二番町(麹町)で開業している「いずみ会計事務所」のブログです。税務・経理や会計の最新動向から、顧問先企業のご紹介まで、女性税理士ならではの視線で綴ります。

2022年06月

うんこと税金のコラボ!? 「日本一楽しい税金ドリル」

税金は難しいし専門的、私には関係ない!
と考えている方は多いかもしれませんが、モノを買えば消費税を払う、年末調整では所得税の納税額が確定するなど、税金は意外と身近なものです。

財務省は「小学生の皆さんが、税金について考えるきっかけにしてほしいと思い、株式会社文響社さんの『うんこドリル』とコラボして、『うんこ税金ドリル』をつくりました。」と発表しました。

「税金って何のためにあるんだろう?」という素朴な疑問に対して、楽しく税金について学び、家族や周りの方々と一緒にこれからの税金のあり方について関心を持ってもらいたい!ということのようです。

「うんこ税金ドリル」には冊子とゲームがあります。
試しにゲームをやってみました(Webでできます)が、税金がどう使われているのか、税金は子どもにも関係があるのか、など、税務とは違う観点から楽しめました!
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※ゲームは音がでます!

子どもも大人も楽しめると思いますので、モノの試しにチェックしてみてください!

●うんこと税金のコラボに成功!?「日本一楽しい税金ドリル」について(財務省)▼
https://www.mof.go.jp/tax_policy/publication/brochure/zeisei0311.html

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日本にもあった!他の国では珍しい税金―入湯税

海外には、日本では考えられないようなユニークな税制があります。
逆に、海外の人からビックリされるような、日本独自の税制というものもあります。

その一つが、入湯税です。
入湯税は「入湯施設の利用と市町村の行政サービスとの関連に着目し、鉱泉浴場所在の市町村が課する目的税」です。
鉱泉浴場がある全ての施設(旅館、ホテル、温泉、スーパー銭湯、健康センターなど)が、入湯客から入湯税を徴収し、市町村に納入する仕組みです。
鉱泉浴場での入湯に対して、1人1日150円が基本となっています。
徴収した入湯税は、環境衛生施設の整備、鉱泉源の保護管理施設の整備、消防施設その他消防活動に必要な施設の整備、観光の振興(観光施設の整備を含む)などに使われています。
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入湯税は旅館の宿泊代金や温泉の利用料に含まれているため、「150円も税金が!」というイメージはなく、何気に徴収されている税金ではないでしょうか。
しかし、入湯税の税収は200億円を超えており、なかなかの金額です。
温泉好きな方は、人よりも多くの税金を支払っている?!と言えるかもしれませんね。


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