いずみ会計事務所の「ためになるブログ」Season2

東京都千代田区二番町(麹町)で開業している「いずみ会計事務所」のブログです。税務・経理や会計の最新動向から、顧問先企業のご紹介まで、女性税理士ならではの視線で綴ります。

2022年10月

2022年11月に手形交換所の業務終了

2022年11月に、全国の手形交換所の業務が終了し、交換業務を電子交換所に移管することになります。
11月2日に全国179カ所の手形交換所の交換業務が廃止となり、4日から全国統一の電子交換所にシフトします。
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(図:三菱UFJ銀行HPよりhttps://www.bk.mufg.jp/info/electronic_exchange.html

現在は人手を介して搬送している手形・小切手ですが、「電子交換所」によって金融機関間の手形・小切手の交換業務をイメージデータの送受信で完結できるようになります。

ただ、私たちの手続き方法に変更はなく、従来どおり紙の手形・小切手を銀行に持ち込むというやり方は変更ありません。
ただし、手形や小切手を取り扱っている方は、手形・小切手の用紙が変わるなどの変更があります。詳しくは、お取引先の銀行までお問い合わせください。


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「従たる給与についての扶養控除等申告書の提出」欄とは?―令和5年度扶養控除申告書

【ポイント】
「従たる給与についての扶養控除等申告書の提出」欄は、条件を満たしてメインの勤め先以外の勤め先に「従たる給与についての扶養控除等(異動)申告書」を提出した方のみチェックを付けてください。

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年末調整の際に提出する扶養控除等申告書は、本来ならば年末調整を受けるメインの勤め先(=主たる給与等の支払者)のみに提出するものです。
しかし、扶養控除等申告書には「従たる給与についての扶養控除等申告書の提出」の有無を尋ねるチェック欄があります。
これはどういう方がチェックをするのでしょうか?

「従たる給与についての扶養控除等申告書の提出」とは、2か所以上から給与等の支払を受ける会社員で、メインの勤め先(=主たる給与等の支払者)から支給される給与だけでは、扶養控除等の人的所得控除が控除しきれないと見込まれる人が、メインの勤め先以外の勤め先(=従たる給与の支払者)から支給される給与から、源泉控除対象配偶者について控除を受ける配偶者(特別)控除や扶養控除を受けるために行う手続きです。
該当する方は、メイン以外の勤め先に「従たる給与についての扶養控除等(異動)申告書」(右上に「従」と丸囲みで書いてある申告書です)を提出することによって行います。

この「従たる給与についての扶養控除等申告書」を提出した方は、メインの勤め先の扶養控除等申告書の「従たる給与についての扶養控除等申告書の提出」にチェックをしてください。

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第35回東京国際映画祭

今年で35回を迎える東京国際映画祭
昨年からメイン会場を日比谷・銀座・有楽町エリアに移転し、プログラマーの交代による部門改変も行い、更なる進化を遂げている!といいます。
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(画像は東京映画祭公式HPより拝借しました)

2022年1月以降に完成した長編映画を対象に、応募作品の中から厳正な審査を経た15本が上演されるコンペティション部門の他、ガラ・セレクション部門、ワールド・フォーカス部門、ユース部門、ジャパニーズ・アニメーション部門など、様々な部門で素晴らしい映画が上映されます。
2022年10月24日(月)~11月2日(水)までの10日間銀座・有楽町エリアを中心に都内の各劇場や施設・ホールにて開催!
映画好きな方はもちろん、芸術の秋を堪能するにはもってこいのイベントだと思います!

●第35回東京国際映画祭(HP)
https://2022.tiff-jp.net/ja/

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新しい記載欄「非居住者である親族」とは?―令和5年度扶養控除等申告書

【ポイント】
「令和5年分 給与所得者の扶養控除(異動)申告書」(以下、扶養控除等申告書)に新たに設けられた「非居住者である親族」欄は、海外に居住する親族がいる場合に記載します。

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令和5年度の扶養控除等申告書には「非居住者である親族」欄が新たに設けられました。
非居住者、と言われると同居していない家族のこと?と誤解されがちですが、この欄は「海外に居住する親族」がいる場合にのみ記載します。

ここにチェック(源泉控除対象配偶者は〇印)をつけた場合、住所又は居所欄には、その親族の海外の住所を記載します。
さらに、一定の添付書類も必要になります。

●親族関係書類
親族関係書類とは、該当する親族の「戸籍の附票の写し等」と「パスポートの写し」です。
非居住者である親族欄にチェックのある方は全て必要です。
●留学ビザの写し
「留学」欄にチェックをした方は、親族関係書類に加えて「留学ビザの写し」が必要です。
●38万円送金書類
「38万円以上の支払」欄にチェックした方は、親族関係書類に加えて、その非居住者である親族各人に、令和5年中における生活費又は教育費に充てるための支払の金額の合計額が 38万円以上であることを明らかにする書類の提出が必要です。(海外送金の通帳コピー、親族が使ったクレジットカードの支払いを自分がしている場合のクレカ利用明細書のコピーなど)

基本的に、海外に住む親族がいない場合は記入する必要はありません。

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第19回ゴールドコンサート

いずみ会計とご縁のあるNPO法人日本バリアフリー協会さんが主催する「第19回ゴールドコンサート」が10月10日(月・祝)に開催されました!
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ゴールドコンサートは、障がい者に音楽やダンスで表現する機会を提供し、競い合う中でその技術・表現力を高めてもらうことにより、障がい者の能力や可能性の高さを広く知らしめる国際的な舞台芸術コンクールです。
審査員長は湯川れい子氏が務め、20 年に渡る活動の中でグランプリ受賞者がメジャーデビューを実現するなど、プロを複数輩出してきました。

19回目となる今年は、応募総数は予選大会と音源・映像応募と合せて 139 組の中から海外からの 2 組を含めた、11 組が決勝に進み、東京国際フォーラムで音楽やダンスを披露しグランプリを目指してしのぎを削りました!

残念なことに、今年度はグランプリ該当者なし、という結果に!
障がい者が音楽を頑張りました、ということではなく、プロとして通用する音楽性、実力を持つアーティストの発掘を目指しているコンクールならではの厳しさでした。
どのコンテスタントも素晴らしいパフォーマンスだったように思いましたが、湯川れい子さんから「今回はこの点が残念だった、もっとこうしたら良くなる」という講評があり、プロとして活動することの難しさ、厳しさを感じました。

今度は第20回の記念すべきコンサートになる予定です。
今後もゴールドコンサートのハイレベルなパフォーマンスに期待大!ですね!


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