本日ご紹介するのは、山西行政書士事務所さんです。
 士業の方とともに経営者の支援業務を行ってきたご自身の経験と人脈を活かして、開業わずか1年ですが、積極的に業務を行われている行政書士です。
 お話は、所長で行政書士の山西 宏樹先生に伺いました。


■団体職員から行政書士へ転身、「人脈」が独立の力に
山西先生
「昨年まで約9年にわたり団体事務局員として、専門資格者(士業)の方々と共に、企業や経営者の支援業務を行ってきました。

 業務の中で、もし自分が有資格者であれば、士業の先生方と共によいサービスを企業や経営者に提供できるかもしれない、と考えるようになりました。

 特に行政書士の仕事は様々な専門家と協力、協働しながら進める業務、という印象を持っており、自分の仕事にも通じるものを感じたため、行政書士の資格を目指しました。

 試験に合格した後、団体職員の立場で専門家を支援するよりも、自分も専門家として活躍してみたいという想いが強くなり、1年前に退職し、行政書士事務所を設立しました。」

と語る山西先生。

-独立にあたって不安はありませんでしたか?
山西先生
「どんな仕事でも、独立開業には不安はつきものだと思います。

 ただ私の場合、税理士、弁護士など、様々な専門家に楽にアクセスできることは大きな力になったと思っています。

 団体職員時代に築いた人脈は、私の唯一無二の財産ですね。」


■実際の法人運営業務に携わった、数少ない行政書士
-一番力を入れている業務は?
山西先生
「法人や団体の事業成功のために、何らかのお手伝いをしたい、と常に思っています。

 その一貫として、一般社団法人、財団法人、NPO法人などの事務局業務を担うことがあります。

 社員総会開催に向けての事務局業務などはその一例です。

 またこれも一例ですが、ある団体の事業としてスポーツイベントを開催する場合、イベント開催に必要な関係各所の許認可申請など、行政書士の専門分野が生きる場面もありますね。」

-まさに、団体事務局で培った経験が生きていますね。
山西先生
「私の場合、事務局員として業務をしていた経験が長いので、実際に事業を運営していく上でどこにストレスがかかるのか、問題になりやすいのはどこかといったことが経験的にわかります。

 ですから、運営していく上でストレスになりやすいところや問題点を抑える、といったことも積極的にアドバイスしています。」

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■どんなことでも、困ったときに相談していただく窓口として
-これからの目標は?
山西先生
「専門家の事務所に相談に来るお客様の課題は複雑なものが多く、どのような専門家でも自らの専門分野だけで課題が解決できるケースは少ないと思います。

 私ならば最適な専門家にアクセスできますので、私を『あらゆる専門家への窓口』として使っていただければと思います。

 こんなこと相談していいのかな、ということでも、まずご相談いただける行政書士、を目指しています。

 今後も、いろいろな先生方とうまく連携して『お客様の悩み事をワンストップで解決できる』というスタンスをより強固なものにしていきたいですね。」


■いずみ会計に一言!
山西先生
「お互いの専門分野を生かしつつ、お客様の問題解決をしていく・・・といった関係を築いていきたいですね。」
(取材協力:ライター山崎実由貴)


山西行政書士事務所
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