今日ご紹介するのは清水谷公園です。

 ホテルニューオータニの向かい側、紀尾井坂にある公園です。
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 時の参議兼内務卿の大久保利通がこの付近で暗殺されたのが1878年。
 その後、同僚の政府官僚により暗殺地に近いこの地に大久保の業績を称える石碑が建立されました。



 この石碑を中心に当時の東京市が都市計画を発表し、1890年に開園した公園です。



 「贈右大臣大久保公哀悼碑」は公園中央に、今でも立派な佇まいを残しています。
 碑の近くには、江戸時代に使われていた玉川上水の石枡(かなり大きくて立派)も展示されています。




 池あり茶室ありのこの公園ですが、夏はうっそうとした木々が涼しげに陰を落とし、日本庭園というよりワイルドな公園?!といった風情。



 池のほとりでは、疲れた会社員の方がお昼寝(?!)していました。
 まさに、都会のオアシスです。




 ちなみに、公園のある辺り一帯は、江戸時代の紀伊家、井伊家の屋敷境で、この境が谷であったことと、紀伊家屋敷内に霊水(清水)が湧き出ていたことから、清水谷と呼ばれていたそうです。



 今も、公園の入り口には霊水の井戸のレプリカが置いてあります。




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