今日ご紹介するのは、社団法人創玄書道会さんです。
 映画「書道ガールズ」やNHKドラマ「とめはねっ!」で描かれている、力強く伸びやかな書。この映画やドラマの書道監修をはじめ、現代の書への啓発を進める書道会です。
 お話は、理事の加藤有鄰氏にお伺いしました。


■美しい言葉を、わかりやすく。誰もが親しめる「書」
―創玄書道会とは?
加藤氏
「これまで『書』というと読めない、良し悪しがわからない、難解だ、といったイメージが先行しがちでした。

 旧来の書では、続け字(草書)や古い時代の文字(篆書・てんしょ)、日本で平安時代に生まれた変体仮名などを使った作品が多く、書は教養がある人でないと理解できないものでした。

 本会の創始者・金子鷗亭先生は、旧来の書に疑問を抱き、誰もが親しむことのできる『大衆の書』を訴えました。

 そのポイントは、
 第一に詩や俳句、随筆といった日常私たちが使う文学の中で美しい言葉、感動した言葉を書にすること。
 第二にわかりやすくて読みやすい字を使うこと。
 第三に漢字書は少ない文字数で読みやすく表現すること。

 こうした旧態にとらわれない新しい現代の書運動に賛同してできた団体が、創玄書道会です。現在は単一の団体として最大級の書道団体となりました。」


■作品解説が大好評 「第47回創玄書道展」
 そんな創玄書道会の作品を楽しむチャンス到来!
 3月3日から六本木の国立新美術館で開催される「第47回 創玄書道展」です。


【第47回 創玄書道展 開催概要】
●会場:

国立新美術館 (東京都港区六本木7‐22‐2)

●会期:
【前期展】平成23年3月3日(木)~3月7日(月)
【後期展】平成23年3月9日(水)~3月13日(日)
※開館時間は10:00~18:00(展示室への入場は17:30まで)
※7日のみ、10:00~16:00(展示室への入場は15:30まで)

●入場無料

「創玄書道会が目指す格調があり、かつ新鮮な感動を持った美しい書を発表する場です。」と言う加藤氏。

 書に親しみのない私などは「格調高いって、どんな書なの?見てすぐにわかるかしら?」と少し心配です。

加藤氏「創玄展では、作家と鑑賞者の距離を縮め、誰もが書に親しめるように平日の11:00~12:00、13:00~14:00、15:00~16:00に作品解説を行います。」

 作品解説では、先生方がマイクを持って会場内を回るそうです。
 作品の見所や文字の品格などについて解説してくれるそうですから、書の初心者?!でも楽しく鑑賞できます。

46創玄展
(映画「書道ガールズ」の書道監修・石飛博光理事長の解説は大人気)

 また今回は、前期展(3月3日~7日)で、学生書道展も同時開催します。学生の書約4300点!が展示されるとか。

加藤氏「子供たちののびのびとした正しい、美しい書を見ると、日本の書道文化はまだ廃れていないと感じますね。

 創玄展も、公募作品の1割以上が23歳以下の若者の作品で、書道文化が若い世代に受け継がれていることを実感します。
 若い人の作品は、上手いだけでなく、社会の先行き不安を吹き飛ばすようなエネルギーに満ちた作品がそろっていますよ。」


■いずみ会計に一言!
加藤氏
「公益法人制度改革に伴う移行に伴う会計などでお世話になっております。
 税理士としての知識が豊富なだけでなく、困ったときの決断の良さ、頼もしさを感じる先生ですね。」

(取材協力:ライター山崎実由貴)


社団法人 創玄書道会
住所:東京都豊島区目白3-5-5 創玄会館
※金子鷗亭記念館3階の金子鷗亭記念ギャラリーは、
創玄展開催期間中および毎週金曜日に展示を公開しています。

TEL:03-3953-8349
FAX:03-3954-2657

●第47回創玄展 作品解説スケジュールは こちら(展覧会の「47回創玄展」をクリックしてください)