「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2013年本屋大賞」が発表されました!

今年の本屋大賞に選ばれたのは、百田尚樹(ひゃくた・なおき)氏の「海賊とよばれた男」。
出光興産の創業者・出光佐三をモデルにしたノンフィクションノベルです。

第二次世界大戦敗戦後の焦土と化した日本で、石油会社大手から排斥され売る油もない「国岡商店」が、一人の社員も解雇せず、たくましく再生する様子を描いた(上巻)、昭和28年、国岡のタンカー日章丸で国際的に孤立したイランに向かった人々の人生を描いた(下巻)―の2巻。

事実をもとにした小説、ということですが、どれほど不利な体制があっても決して屈することなく、何より国のことを考えて行動した国岡鐵造(この小説の主人公)の姿には、震えるような感動を覚えます。
ノンフィクションノベルということで、実際に国岡さんのような人がかつて日本にいた、ということは誇らしいことだと思います。
胸がすくような、じーんとするような力強い小説で、一人でも多くの方に読んでいただきたい作品です!
本屋大賞に選ばれたのも納得(^-^)。

作者の百田尚樹さんは、過去2年も本屋大賞にノミネートされていましたが、今年ついに大賞を受賞されたということです。
おめでとうございます!

本屋大賞2013
(「2013年本屋大賞」発表会。画像はいずみ会計とご縁のある「NPO法人本屋大賞」さんより拝借しました。)

そういえば、昨年の本屋大賞受賞作品「舟を編む」が映画化され、週末から公開されるようですね。
「海賊と呼ばれた男」も映画化されるのでしょうか、今からちょっと楽しみです(^-^)。


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