「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2018年本屋大賞」が発表され、大賞に「かがみの孤城」辻村深月(ポプラ社)が選ばれました。
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「かがみの孤城」は、ある共通点を持つ中学生7人が、鏡でつながった不思議な城で出会い、成長していく姿をつづるファンタジーだといいます。
著者の辻村さんは、2014年から2016年まで3度、ノミネートされていましたが、今回、初の大賞受賞となりました。

また、「翻訳小説部門」は、西本かおるさん翻訳の「カラヴァル 深紅色の少女」ステファニー・ガーバー(キノブックス)が、「発掘部門」では、「異人たちの館」折原一(文藝春秋)が「超発掘本!」に選ばれました。
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「カラヴァル 深紅色の少女」は、魔法とウソに満ちた世界で、17歳の少女スカーレットが姿を消した妹を探して冒険と恋に翻弄されながら成長していく姿が描かれている物語。
少部数書籍で、アマゾンのランキングも発表前は60万位台?!だったそうですが、発表から一夜明けて英米文学研究カテゴリのベストセラー1位にジャンプアップしたそうですよ!どんなお話なのか、気になります。

大賞受賞作は、映画などで映像化されることが多く、注目を集める本屋大賞。
受賞作品はもとより、10作品あるエントリー作品も面白そうな作品がずらりと並んでいて、この時期は本屋さんの店頭を見るのが一層、楽しみになります。
皆さんは、どんな一冊が気になりましたか?

受賞された皆さん、おめでとうございます!

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