【ポイント】
国税や地方税、雇用に関する届け出など一部の法人設立手続きをワンストップで行える「法人設立ワンストップサービス」の対象が、2月下旬をめどに全ての手続きに拡大されます。

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これまで法人を設立する際には、設立届出書の提出のような複数の各種手続を行政機関毎にそれぞれ個別に行う必要がありました。
例えば、
・定款認証や設立登記法務局
・国税や地方税に関する届け出税務署や都道府県税事務所
・雇用に関する届け出年金事務所やハローワーク
…といった形で、提出先の多さに加えて「本当に必要な書類が全て提出できているのか?」と不安になる方も少なくありません。

そこで活用したいのが「法人設立ワンストップサービス」です。
「法人設立ワンストップサービス」は「マイナポータル」というオンラインサービスを利用して、法人設立に関する一連の手続を一度で行うことができるサービスです。

法人設立ワンストップサービスは、国税や地方税に関する届け出や雇用に関する届け出など、一部サービスはすでに稼働していますが、2月下旬をめどに定款認証・設立登記及びGビズIDの発行手続きもできるようになり、法人設立の全ての手続きがワンストップでできるようになります

複数回の手続きが不要で、24時間365日いつでも手続きができることに加えて、オンラインで手続きが完了するため役所に行く必要がないのは感染症予防にも役立ちそうですね。

「法人設立ワンストップサービス」を使うためには、法人代表者のマイナンバーカード、マイナンバーカードに対応したスマートフォンまたはパソコン、ICカードリーダライタ(パソコンの場合のみ)が必要となります。


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