私たちの日常にすっかりおなじみになったQRコード
Webサイトを開く、アプリのダウンロード、ポイント登録、料金の支払いや送金、募金など、「ピッ」とするだけで様々な用途に使える手軽さも魅力ですよね。
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こうした「使いやすくて実用的なQRコードは、サイバー犯罪にも便利に使われていること」があり、注意が必要だということが、カスペルスキー社のデイリーレポート「QRコードを悪用したサイバー犯罪」で発表されました。

ところで、皆さんはQRコードってそもそもどういうものだかご存知ですか?
カスペルスキー社のレポートによると「単なるバーコードの進化版」だといいます。

QRコード読み取りアプリを開いてスマートフォンのカメラ(またはカメラ機能)をQRコードに向けるとコードが読み込まれ、特定のWebサイトへの移動やアプリのダウンロードを促すメッセージが表示される、というのはよくあるパターンです。

これに加えて、特定の情報を取得するような、メッセージを表示する以外の動作をするQRコードもあります。
例えば、ゲスト用Wi-Fiネットワークの名前とパスワードを読み込めるようなQRコード、お金をやり取りするためのQRコードなどを作成するアプリもあるのです。

ところが、人間にはQRコードが読めません。自分で作ったQRコードもああいう形になったんだ、という感じですから、他人が作ったものはなおさら、実際に何が書かれているものなのか、スキャンするとどうなるのかがわからないままに「ピッとしてみる」ことになります。

そのため「問題なく使えるというのはコードを作成した人に悪意がないことが前提」(カスペルスキー社レポートより)となります。
ここが悪用されるスキになる、と言われています。


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