有名人の中には、意外なキャリアを持つ方が少なくありません。
もちろん、国税勤務経験のある有名人もいらっしゃいます。

その中の一人が、「三国志」や「宮本武蔵」などの時代劇小説で有名な吉川英治氏です。
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吉川英治氏は、自伝「忘れ残りの記」の中で、「明治38(1905)年、14歳のときに横浜税務監督局の給仕に採用され、職員の指示で書類を別の部屋へ持っていったりお茶を運んだりした」と回想しています。
給仕は、税務監督局の予算で雇用される者で、高等小学校を卒業した10代半ばの少年少女が採用されていたようです。

仕事は5時に終わり、朝も早くないので本などが読めたとも書かれています。
吉川氏の時代小説の基礎の一端は、もしかしたらば横浜税務監督局時代に養われたのかもしれませんね。


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