千代田区の神田神保町は、明治・大正期に、大陸から来日した数多くの留学生が過ごした町として有名です。
その中国人留学生が愛した中華料理店で、今も営業を続けているお店がいくつもあります。

今回ご紹介するのは、周恩来が通った「漢陽楼」さんです。
周恩来が留学中につけていた日記を刊行した『周恩来「十九歳の東京日記」』に、足しげくかよった店として実名で登場して注目を集めた漢陽楼。
周恩来さんが好きだったのは、獅子頭(ししとう)という大きな肉団子入りのスープだったそうです。(ちなみに今でもメニューにありますよ!)
また、中華民国の臨時大総統だった孫文も、このお店の料理に親しんだ方の一人だといいます。
孫文は胃腸が弱く、お粥を好んで食べたというエピソードが残されています。

店内には、周恩来の手による書画なども展示されていて、歴史の重みも感じられる、オススメのお店です!
190308漢陽楼
(画像は漢陽楼HPより拝借しました)

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