いずみ会計事務所の「ためになるブログ」Season2

東京都千代田区二番町(麹町)で開業している「いずみ会計事務所」のブログです。税務・経理や会計の最新動向から、顧問先企業のご紹介まで、女性税理士ならではの視線で綴ります。

税務署

(つぶやき)税務署は・・・?

とある場所(税務署ではありません)で、税務相談の当番をしました。

税理士会では、税務署の税務相談応援以外にも
公民館や公共の施設にて、税務相談を無料で行っています。

たまたまですが、税務相談で、税務署OBの税理士さんと一緒に担当をしました。

多分60才を超えた、この業界の大ベテランです。

相談の合間に少しお話したのですが、

「相談者が、
『お金のことは税務署にわかりませんよね?』
という質問をされるのが、
元の税務署職員としては、なんだか苦笑するしかありません」

というお話でした。

そうですねー
私も苦笑するしかありませんね。

ただし、一般の方が「税務署はこのことを見つけてきますか?」と
聞いてみたくなる気持ちもわからなくもありません。

とはいいつつ、聞かれたら
「少し遅くなっても税務署はお金まわりをいつか把握しますよ」
とお話しすることになります。

(つぶやき)税務署

最近の税務署は親切です。
・・・と、私は思ってます。

いえいえ、昔の対応が一般市民感情に合わなかっただけで、今が普通なんだと思います。

税理士仲間の間には「税務署はケンカ相手だ!」
という税理士もいますが、私はそうは思いません。

ケンカ相手ではなく、議論の相手でもあり、
また、相談の相手でもあり、
交渉の相手でもあるし、
知恵袋の場合もあります。

税務署にケンカしにいく、というフレーズも、
たまに税理士から聞かれるのですが
このフレーズが死語になる時代も、いつか来ると思いますよ。

計画停電に伴う現金領収事務、納税証明事務、還付金支払事務、税務相談等について

 平成23年3月14日から当分の間、計画停電の予定地域ではグループ別に3時間程度停電します。

 該当地域内の税務署も3時間程度停電することが想定されます。これに伴い、税務署の機能が大幅に制限されます。

 これを受けて、国税庁ホームページでは
「現金領収事務、納税証明事務、還付金支払事務について」
「計画停電が実施されたことに伴う税務相談等について」
が発表されました。

1 現金領収事務
税務署の業務時間内において停電となった場合は、税務署内での現金領収事務が行えない場合があります。
現金納付を行う際は、計画停電時間を避けるか、又は金融機関等で納付することをおすすめいたします。

2 納税証明事務
税務署の業務時間内において停電となった場合は、税務署での納税証明書の発行が行えません。
納税証明書の発行を希望する方は、所轄税務署の計画停電時間を避けることをおすすめいたします。

3 還付金支払事務
 計画停電が断続的に継続されると、e-Taxによる還付申告を含め、還付金処理が迅速に行えなくなる可能性があります。
 「税務署においても可能な限り迅速な処理に努めてまいります」とのことです。

4 税務相談等
 税務署の所在地が停電となった場合には、税務署に電話がつながらなくなるだけでなく、国税局の電話相談センターの所在地が計画停電の対象となる場合には、システム上の理由から、実際の停電の有無にかかわらず、国税局の電話相談センター及び管轄の各税務署に電話がつながらなくなる、とのことです。

(参考)東京電力ホームページ
→http://www.tepco.co.jp
(参考)東北電力ホームページ
→http://www.tohoku-epco.co.jp

◆東北地方太平洋沖地震関連の国税庁からのお知らせ
→http://www.nta.go.jp/sonota/sonota/osirase/data/h23/jishin/zeimusho_jokyo.htm

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