第166回芥川龍之介賞(芥川賞)の受賞作が、砂川文次さんの「ブラックボックス」に決まりました。
芥川賞は新聞・雑誌に発表された純文学短編作品の中から優れた作品に贈られます。
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受賞作の「ブラックボックス」は、新型コロナウイルスの感染が拡大している世の中で、荷物を自転車などで運ぶ「メッセンジャー」として働いている男性が主人公で、これまで職を転々としてきた主人公が日々感じている他人や世間への不満、そして、“なぜ、突発的に怒りの感情を爆発させてしまうのか”という自身への問いかけが、独白のように淡々とした文章で書かれた作品だといいます。

芥川賞の受賞が決まった砂川文次さんは、2016年に「市街戦」で文芸誌の新人賞を受賞してデビュー
大学卒業後に自衛官になったあと小説を書き始め、現在は東京都内の区役所に勤めながら創作活動を続けているという異色の経歴にも注目が集まりました。

受賞作は文芸春秋3月号に全文が掲載されます。
ぜひチェックしたいです!


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