いずみ会計事務所の「ためになるブログ」Season2

東京都千代田区二番町(麹町)で開業している「いずみ会計事務所」のブログです。税務・経理や会計の最新動向から、顧問先企業のご紹介まで、女性税理士ならではの視線で綴ります。

NISA

NISA(少額投資非課税制度)口座、即日使えるようになります!

【ポイント】
平成31年1月1日以後の口座開設から、NISA口座を即日で開設し、同日に買い付けることが可能になります。

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通常、投資信託や株式の譲渡益や分配金には、原則として20.315%の所得税が課税されます。しかし、NISA口座で買い付けた投資信託や株式については、その譲渡益や分配金が一定額まで非課税扱いとなります。
預金利息がほとんど期待できない昨今、資産運用の一つとして株式投資を考える人も増えています。その中で、少額投資非課税制度であるNISAは、着実に普及している制度です。

平成30年度の税制改正で、NISA口座を即日で開設し、同日に買い付けることができるよう改正され、NISA口座の使い勝手がさらによくなることとなりました。
平成31年1月1日以後の開設口座から適用されます。

これまでは、NISA口座の開設を申し込んでも、当日の買い付けは不可能でした。
というのも、NISA口座は1つしか開設することができないため、金融機関は税務署に対して二重口座でないことの確認を取る必要がありました。この確認作業に2週間程度の時間がかかっていたためです。

投資家の気持ちを考えると、口座開設のときには「これから投資をはじめるぞ!」という前向きな気持ちで開設すると思うのですが、開設した日には買い付けはできず、実際に取引ができるようになった頃には買い付けの熱意が失われてしまう・・・
ということもあったようで、実際に口座開設以降一度も買い付けが行なわれていない口座が相当数にのぼるなど、NISA口座の稼働率の向上に課題があったといわれています。

新しい制度では、税務署での二重口座確認前に、NISA口座を開設できる簡易届出の仕組みが創設され、即日買い付けができるようにします。
税務署は、事後的に二重口座の確認を行い、結果を金融機関に連絡します。
万一、二重口座であった場合は、金融機関はNISA口座で買い付けていた商品を開設当初に遡及して一般口座に移管することとなります。


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NISAの非課税枠、100万円から120万円に!

【ポイント】
NISA口座内に設けられる非課税管理勘定に受け入れることができる上場株式等の取得対価の額の限度額が120万円に引き上げられます。



これまで、NISA口座内に設けられる非課税管理勘定に受け入れることができる上場株式等の取得対価の額の限度額は100万円でした。

平成28年分以後の非課税管理勘定から、この限度額が120万円に拡充されます。

これは、定期預金の定期積立のように、NISA制度を毎月の積立に利用したい、という傾向があるためです。(特に若い人ほどその傾向が強いといいます)
これを受けて、毎月の定額投資に適した金額として、10万円×12カ月=120万円を新たな限度額にした、とされています。

ジュニアNISAの創設など、NISA制度は使い勝手がどんどんよくなっていくような気がします!


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