いずみ会計事務所の「ためになるブログ」Season2

東京都千代田区二番町(麹町)で開業している「いずみ会計事務所」のブログです。税務・経理や会計の最新動向から、顧問先企業のご紹介まで、女性税理士ならではの視線で綴ります。

売上

(つぶやき)私もたてています!

年末になり、今年の事務所の売上見込みを振り返ってみました。


正確には、最終決算をまとめないとわかりませんが

今年の始め頃に、私が目標とした売上に近いかな、というところです。
(いえいえ、まだ正確にはわかりませんが)

私は売上目標と利益目標を毎年たてます。

欲張りな性格なので、毎年前年度を上回る売上目標をたてます。

そのために、売上構成を考えて、実際に何をするかを分解していきます。


つい、先日、今年の売上目標を分析した資料を自分で眺めてみました。


約一年前に、自分で作った資料です。
思えば、色々とあったな〜、なんて振り返りました。

経営者の皆様、また来年も一緒にお仕事を頑張りましょう!

(つぶやき)職員の数

ある社長との打合せでの話です。


「売上をあげる、仕事をとる、社員が必要になる、社員を増やす、経費がかかる、だから売上をあげる」


「このスパイラルは、いつまで続くんでしょう?」


という苦笑混じりのお話しでした。


本当にそうですね。
業種にもよるかもしれませんが、人件費も家賃も
基本は固定費とはいいつつ、ある程度、売上に連動します。


1人の社員雇用で出来る仕事は、ある程度、限界があるかと思います。


では2人の社員雇用したら、売上が2倍になるかと言えば、違いますよね。


とはいいつつ、売上が2倍になる時期に、社員が1人だけだと、仕事がパンクしてしまうでしょう。


難しいですが、社長がどの売上規模で仕事したいかを決めて
それにあわせて、経費や職員を増減させるしかありません。


本当に難しいですが、自営業の経営者は、こういうコントロールも必要になりますね。

(つぶやき)経営者の皆様にクイズ!(解答編-2)

先日、早く売上を2倍にする方法と早く利益を2倍にする方法について
クイズ?を出してみました。

売上を2倍にする方法についての考え方は先日、お話し致しました。

さらに私は、利益を2倍にするには、同じ店舗のまま、違う商品やサービスを提供する
と答えました。

なぜか?

そもそも利益とは、どんな業種であっても、
売上-経費=利益
となります(当たり前、ですが)。

ですから、利益を増やす方法は究極的には2つの方法しかありません。
・売上を増やす
・経費は増やさない(もしくは減らす)

前回の選択肢をよく見ていただくと、
1→やはり、もう一店舗を別の場所にだす
2→同じ店舗のまま、違う商品やサービスを提供する

となっています。
かなり単純化して考えると、
1の別店舗展開も2の新たな商品やサービスの提供も、
同じように「売上を増やす」方法になります。

そうなると、利益を出すためには、
・経費をより使わないで済む方法
となります。

もう一店舗を展開するとなると、
今の店と同じだけの店の家賃、従業員の人件費、備品代など・・・
単純に経費も2倍になります。

もちろん、同じ店舗であっても、新しい商品やサービスの開発にかかる経費はかかります。
しかし、今使っている経費と同額の開発費、とまではいかないことがほとんどではないでしょうか?

クイズなので模範解答的に答えてはみましたが、
これについては、答えは一つではなく、たくさんあります。
場合によっては、もう1店舗出して売上がぐーんと伸びて、出店のためのコストなど楽に回収できて、
結局利益も早くに2倍にできる、ということも考えられます。

その組み合わせにいろいろなパターンや考え方があり、
そこが難しいのですが、シンプルに本質だけを捉えると、

利益は、売上マイナス経費、の結果。

単純な算数ですが、非常に大事なテーマです。

(つぶやき)経営者の皆様にクイズ!(解答編-1)

先日、早く売上を2倍にする方法と早く利益を2倍にする方法について
クイズ?を出してみました。

私は、売上を2倍にするには、店舗を増やすことと回答しました。

売上を2倍にするにはどうすればよいでしょうか?

売上を数式に分解すると、
顧客1件あたりの販売額×顧客数
になります。

ですから、売上を2倍にするためには、顧客1件あたりの販売額を2倍にするか、
顧客数を2倍にするか、という方法をとることになります。
(もちろん両方、という考え方もありますが)

前回の質問の選択肢をよく見ると、

1→現状の店舗で取引先を増やす努力をする
2→もう一店舗を同じ内容で別の場所にだす

実はいずれの選択肢も「顧客数」に注目しておりました。
この問題の主旨は
「顧客の数を効率良く2倍にするにはどうすればよか」
だったんです。

そうなると、もうおわかりでしょうか。
同じ店舗で顧客数を2倍にするのは相当の時間と労力がかかるでしょう。
もう1店舗をつくったほうが、顧客数を2倍にするには効率がよいと思いませんか?!

もちろん、現実はそんな簡単な話ではない!
かもしれませんが、様々な要素を排除して本質をシンプルに考えると、
こういう結論になるのではないかと思います。

(つぶやき)経営者の皆様にクイズ!(問題編)

経営者の皆様に、一つ質問というかクイズがあります。


一店舗で月1000万の売上がある業務があるとします。

飲食店でも、物販でも構いません。


この売上を二倍にしたいと思います。


次のどちらが、
早い時期に、売上を二倍にできると思いますか?


1→現状の店舗で取引先を増やす努力をする

2→もう一店舗を同じ内容で別の場所にだす


色々と議論はあるかもしれませんが、私の回答は2番になります。


更にお伺いします。

では別の店舗をだすことにする前に検討したいのですが、
次のどちらが早い時期に、利益を二倍にできますか?
(売上ではなく利益です)


1→やはり、もう一店舗を別の場所にだす


2→同じ店舗のまま、違う商品やサービスを提供する


私の考え方は、2番になります。


この考え方の詳しい話は、また次回にしましょう!